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就職浪人とは?

バブル崩壊後の1993年から2005年にいたるまでの就職氷河期の終焉の記憶もまだ鮮明なまま、2009年から現在までは求人状況は再び低迷しています。

その間、就職の最前線に立つ当の大学新卒生たちは、難なくあるいはかろうじて内定を勝ち取った勝ち組と、猫の目のようにめまぐるしく変化する経済動向や、それに対する企業の姿勢に翻弄され続けたあげく、懸命のリクルート活動を行いながらも内定を取ることができなかった負け組とに明暗を分けることになってしまいました。

このように就職活動が激しさを増してゆく中で、一部の学生たちには就職そのものに対する意味や必然性を見失ってしまう者、こうした就職難を引き起こした社会構造そのものに対する不信感をあらわにする者や、また過剰な就職活動に精根尽き果ててしまう者などが多く見受けられるようになりました。

彼らは大学を卒業しても仕事に就くことがない、あるいは仕事に就こうにもそれができないフリーターやニート、引きこもりとなるケースが多く、これらは総称して就職浪人と呼ばれています。

また冷え込んだ求人状況を目の当たりにして、大学院などに居残りを続けることによって、景気の回復を待つ学生もひじょうに多く、実質的にはこうした学生たちも就職浪人に含めるべきかもしれません。

いったん就職浪人となってしまうと再度就職にチャレンジしても、履歴書による一次選考の時点で不採用となってしまうことが多く、このような場合には正社員などは望むべくもなく、アルバイトやパートなどで生活費などを捻出していかなければならなくなります。

最近になって一部の企業ではこうした就職浪人に対して考慮した採用を行うケースも見受けられるようになりましたが、その数は極端に限られているというのが実情です。